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『グランドワークモニター』は、OSSを利用したシステム監視ソフトウェアです。この製品の開発元の本社はアメリカにあり、富士通SSLはリセーラー契約を結んでいます。
しかし、当初、アイネット様のようなデータセンターでの使用は想定外でした。アメリカ本社としては、多数の企業サーバを管理するデータセンターに導入するのではなく、各企業単位で販売していきたいという意向だったのです。しかし私たちは今後、日本のデータセンターでの『グランドワークモニター』の需要が増えると睨み、渡米して交渉を重ねました。データセンター内でも、監視する企業のサーバ数が増えれば、子機サーバで分散管理し、さらに子機を集約する親機にもそれぞれ『グランドワークモニター』が必要になるなど、先方にとってのメリットも提案。その努力が実り、導入の承認を獲得することができました。このような経緯を経て、アイネット様は、データセンターへの『グランドワークモニター』導入の初事例となりました。
システム構築当初、データセンターは完成間近だったのですが、本番稼働前の空調テストを行っていたため、非常に寒かったのを記憶しています。皆、コートを着ながら作業にあたるという、ツライ環境でしたね(笑)。導入作業中、ハードウェアが原因と思われる不具合もあり、1ヵ月程原因究明に時間を要したこともありましたが、アイネット様のデータセンターは、計画段階より高信頼のセキュリティを実現し、建物・設備を含めた国内最高クラスの安全性を顧客企業に提供するという方針をかかげておられ、非常に協力的でした。そのため、とてもスムーズに進行できたプロジェクトだったと思います。必要な情報はきちんと期日までにご用意いただけましたし、セキュリティの関係上、データセンターへの入退室には必ず立会いが必要だったのですが、作業が大詰めの時には終電までお付き合いいただくこともありました。一つの目的に向かって、お客様と一体感を持って取り組めたプロジェクトだったと思います。
